林業の6次化をテーマに関係人口づくりの意見交換をしました。

佐野市内で林業の六次化と地方創生をつなぐボランティア活動をする方たちとの意見交換会を実施しました。

参加したのは「飛駒のSDGsを考える会」の有志の皆さんと、多田丸岳地域で自伐林業を実践する田中さん、東京在住でトヨタ関連企業に勤める皆さん、鹿沼市で自伐林業を目指す林業家の方などが参加しました。

同じ旧田沼地区と言っても里山的な自然が残る多田と1000m級の山が連なる飛駒では森林に対する向き合い方も変わってくる。

ただ、高齢化などで森林のメンテナンスが不十分であることに変わりはなく、地域を持続的にしていくうえで森林をいかに有効活用するかという点で共通の課題があることがわかります。

コロナ禍でひとりキャンプを楽しむ人や自然に回帰する人たちが多くなっています。なかには森林を自分たちの手でメンテ・伐採する自伐林業や、豊かな自然を守るために土中環境に興味を持つ人も増えている。

そうした人たちが学べたり、実際に体験できる場を、多田や飛駒の皆さんが協力して提供していくことが、関係人口を増やし、移住への可能性を高めることにつながるだろう。

農泊事業の検討など交流を続けていくことを模索していきます。