楮(コウゾ)から和紙を作るまで。その1

大きな窯にいれられた和紙の原料の楮

✴︎楮の皮を剥く

佐野市飛駒地区の「飛駒和紙保存会」では、市内の小中学校の卒業式に間に合うように、毎年1月半ばに楮を切って皮を剥がす作業が行われます。作業が行われた1月15日に見学をさせていただきました。

作業場は飛駒和紙会館。楮を蒸している独特な香りの湯気が立ち上る中、保存会の皆さんが一本一本の皮を丁寧に剥いていました。

楮は釜に入る長さに均一に切り、1時間蒸した後、熱いうちに(冷めると剥けなくなるそうです)皮を剥き、少しずつ束ねて2週間天日干しして、束ねた部分を外して逆さに束ねてまた2週間干すそうです。

完全に乾いたら黒い皮から白い部分を削ぎ取ります。これが和紙の元になりますが、原木1トンから取れるのは50kg。全国平均5%だそうです。

伝統的な製法で和紙を作り続けるのは大変な作業ですが、深い愛を感じました。

卒業証書、大事にしてほしいですね。

これから、和紙になるまでの過程を追っていきたいと思います。お楽しみに!

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